スマートウォッチはそれ単独で動作するものは少なく、スマートフォンと連携して使います。
一部の機種ではSIMカードを入れて単独で通信できるものがあるのですが、特に日本国内ではまれな存在です。
単独で通信できないと聞くと、ひとつ疑問が生じませんか?
なぜ通信できないはずのスマートウォッチで、インターネットを経由するSNSやLINEの通知が届くのでしょう。
それはスマートフォンと連携して通知が届いているのですが、ここでも必要になるのは通信です。
いったいどうやって通信をしているのか、そして何よりも気になる通信料について説明していきます。
スマートウォッチは文字や音楽専用Bluetooth接続で簡単通知
スマートウォッチとスマートフォンは、一般的にBluetoothと呼ばれる通信技術でつながります。
Bluetoothは数メートルから数十メートルの範囲で通信を行う、近距離通信規格の名前です。ワイヤレスイヤホンを使っている人であれば、すでにこのBluetoothの設定が済んでいて使っている可能性が高いです。
通信と聞くとインターネットやWi-Fiを思い浮かべる人もいると思いますが、Bluetoothはこれらの通信に比べると速度が遅いため、文字や音声を扱うことに適しています。
この特徴を活かしてスマートウォッチやワイヤレスイヤホンは、スマートフォンとつながっています。
実際スマートウォッチの画面にはスマートウォッチに届いたLINEの本文が表示されたり、ワイヤレスイヤホンを繋げばスマートフォンを携帯型音楽プレーヤーの代わりに使うことも可能です。
スマートウォッチの通信料が発生するチェックポイントは1つだけ
LINEのやりとりをしたり音楽を聴いたりすると、スマートウォッチのギガを消費することは皆さんご存じのとおりです。
どのように通信を行い、どこで通信料が発生するのか、少し整理しましょう。
・友だちからのLINEを受信した場合
友だちからスマートフォンにLINEが届く(ギガ消費)
↓
スマートフォンからスマートウォッチに通知が届く(Bluetooth・ギガ消費なし)
↓
スマートウォッチでLINEを読む(通信なし)
・音楽を聴く場合
スマートフォンで音楽をダウンロードする、またはストリーミング配信を聴く(ギガ消費)
↓
スマートフォンからワイヤレスイヤホンに音楽が転送される(Bluetooth・ギガ消費なし)
スマートウォッチで通信料の節約は不可能
今回は2つのパターンについて整理しましたが、いずれもBluetoothの通信ではギガを消費しないことが分かります。
ギガを消費しないということは、通信料も発生しないということです。
特に音楽を聴く場合は、一度スマートフォンに音楽をダウンロードしておくと新たにギガを消費することがないので、非常にお得です。
上ではワイヤレスイヤホンで音楽を聴く例を挙げましたが、音楽を聴くことのできるスマートウォッチも有るので、音楽好きな人は要チェックです。
スマートウォッチを使ったからといって通信料が減ることはないのですが、バッテリーの節約につながったり使い方に変化が出たりすることは確実です。
なぜならLINEの通知一つとっても「今応答しなくてはならない用事なのか」と判断した上でスマートフォンの画面を見るので、不要であれば当然スマートフォンを取り出さずに済みます。スマートフォンのバッテリー消費の一番の原因は画面のバックライトなので、画面を見る回数を減らすと自然とバッテリーの持ち時間が増えます。
また、判断してスマートウォッチの画面を見るということは、時間の節約にもなります。
これまでのスマートフォン生活を振り返ってみてください。
誰からの着信も毎回スマートフォンを取り出し、いちいち反応していた人もいるでしょう。
これは道具を使っているはずなのに、道具に使われているようなものです。
スマートウォッチの購入は一時的に出費を伴います。しかし、安いものでは1000円程度でも入手が可能です。
通信料不要のスマートウォッチを安価で入手して、バッテリーの節約や生活スタイルの切り替えに役立ててみませんか?
