糖尿病の人はそうでない人に比べるとのどが渇きやすい傾向にあり、常に水分補給をしたくなるようです。
しかし水分であれば何を飲んでも良いかというとそうではなく、やはり糖分を含む飲料の摂取は極力避けた方が良いです。
例えば、世界的に有名な炭酸飲料は、ペットボトル一本あたりに含まれる砂糖の量がとてつもなく多いといわれています。
その量はなんと角砂糖14個に相当するそうです。
のどが渇いたときは特に炭酸飲料が欲しくなりますが、そんなに糖分を含んだ飲料を口にしてしまえば、爆発的に血糖値が上がり、さらに水分が欲しくなります。
甘い飲料には角砂糖がどっさり入っている糖尿病の人は麦茶を飲もう
世の中には数多くの飲料が売られており、それらすべてに糖分が含まれているわけではないので、選択の幅は非常に広いです。
しかし、そんな中でも糖尿病の人はできるだけ無糖のものを選んでほしいです。
無糖といえば、日本では数多くのお茶や水が売られています。
そんな中、ひとつ気になるのが麦茶の存在です。
お茶なのに甘みがある麦茶、砂糖が入っているわけはないのですが、糖尿病の人が飲んでも問題ないでしょうか?
実は、麦茶は糖尿病の人が飲んでも問題ないといわれています。
なぜなら、のどが渇いている時でに糖尿病の人が摂取を避けてほしい飲料は、糖分を含むもの、そして利尿作用を引きおこすものだからです。
麦茶には糖分は含まれていませんし、利尿作用も引き起こしにくいのです。
麦茶は利尿作用が穏やか体内の水分が減りにくく喉も渇きにくい
利尿作用は、カフェインが影響します。
麦茶にはこのカフェインが含まれていません。
例えばコーヒーや紅茶などは無糖で飲むことが可能ですが、カフェインを含むため、麦茶に比べると利尿作用が働きやすいのです。
尿が体外に排出されれば、それだけ体内の水分は減ってしまいます。
利尿作用の少ない麦茶に比べると、コーヒーや紅茶は水分の消費が多いと言えます。
コーヒーや紅茶を飲むと、比較的はやめにお手洗いに行きたくなる経験をした人は多いのではないでしょうか?
そのため、これらは飲んでも構いませんが、糖尿病の人は体内の水分を消費しやすいということを意識しておいた方が良いのです。
注意してほしいのは麦茶にも利尿作用はあるということです。
しかしコーヒーや紅茶に比べるとその作用は穏やかで、足のむくみをとる効果もあるといわれています。
また、麦茶が苦手で炭酸飲料を飲みたい人は、糖分の入っていない商品も数多く売られていますので、それらを活用してみましょう。
その場合はがぶ飲みをするのでなく、少しずつ飲んだ方が良いといわれています。
がぶ飲みをするとすぐに尿になって体外に排出されてしまうので、結局すぐにのどが渇いてしまうのです。
麦茶の体内の活性酸素を無力化したり糖尿病の合併症も抑えたりします
麦茶以外にもさがせば糖分を含まず、さらにカフェインを含まない飲料はあります。
しかし、それでも糖尿病に限らず麦茶を摂取した方が良い理由がいくつかあります。
まず、麦茶には抗酸化作用があります。
抗酸化作用は活性酸素を少なくする効果があるため、結果的に脳卒中やガン、心筋梗塞の予防につながるといわれています。
また、麦茶には胃の粘膜をまもる効果があったり、糖尿病の合併症を抑える効果があったりするといわれています。
夏に飲む冷たい麦茶は非常にのどごしもよく、おいしく感じますが、これらの効果を考慮すると年中摂取しても損はないと思えます。
最後に、麦茶の作り方について触れておきます。
麦茶の作り方は、水出しと煮出しの2パターンに分けることができます。
最適なのは、やはり煮出しです。
やかんで沸騰させたお湯で5分ほど煮出すことで、非常に風味のよい麦茶が出来上がります。
いずれにしてもすぐに冷蔵庫に入れて、早めに飲み切ってしまうことが大事です。
