皆さんが中古スマホを買うときは、やはり見た目重視でしょうか?

確かに傷の有無は最低限チェックした方が良い項目です。

 

しかし、ここで目に見えないお得ポイントを説明します。

それはSIMロック解除の有無です。

購入する立場であっても、手放してショップに売る立場であっても「SIMロック解除したもの」にこだわりましょう。

とても不自由な仕組みiPhoneを縛り付けるSIMロックの仕組み

SIMロック解除という言葉、聞いたことが有るという方は多いですよね。

でも、このSIMロックを正しく理解していると、スマホを買う立場であっても売る立場であっても確実に得をするのです。

どう得するのか説明する前に、まずSIMロックについて理解しましょう。

 

今回は日本で大人気のiPhoneを例に説明します。

 

同じiPhone11であっても、docomoで使っている人もいれば、auで使っている人もいます。

ある日docomoを使っている人のiPhone11が壊れたとしましょう。

iPhoneにはSIMカードが入っているので、それを他のiPhoneに入れ替えると通話・通信が出来るようになります。

しかし、仮にauを使っている人のiPhone11を借りられたとしても、通話・通信は出来ません。

 

なぜなら、docomo・au・SoftbankのiPhoneにはSIMロックが掛かっているからです。

このSIMロックというのは、同じ携帯電話会社のSIMカードとiPhoneを組み合わせた時にだけ通話・通信ができる仕組みのことです。

SIMロック解除は誰にでもできる絶対に覚えておきたいWeb手続き

SIMロックされているiPhoneをどこの会社のSIMカードでも通話・通信できるようにすることを、SIMロック解除と言います。

今契約している携帯電話会社のショップに行って、「SIMロック解除してください」と依頼するだけです。

ショップの混み具合にもよりますが、通常は30分以内に作業が完了します。

(契約の状態によってはSIMロック解除できない場合もあります)

 

でも、この方法には問題があるのです。

どの携帯電話会社のショップでも、SIMロック解除手続きに3,000円前後かかります。

 

そこでWeb手続きの登場です。

皆さんは月々の請求額などをスマホ上でWebを使って確認していませんか?

もしそうであれば、WebからSIMロック解除の手続きをすることが可能です。

そして、このWeb手続きは無料で出来るのです。

やらないと大損!買い取り額が上乗せになるSIMロック解除

SIMロック解除を済ませたiPhoneが歓迎されるのは、中古スマホ市場です。

買取業者にSIMロック解除をしたiPhoneを売ると、通常の買取料金に加え3,000~5,000円程度を上乗せしてくれます。

 

SIMロック解除したiPhoneはどこの会社でも使えるので、中古スマホを買いたい人にとって非常に魅力的な商品なのです。

なお、iPhone以外のスマホは特定の携帯電話会社用に調整して販売されているので、SIMロック解除をしても通信できない場合があります。それでもSIMロック解除した方が買い取り額は上がります。

 

次に、中古スマホを購入する立場で考えてみましょう。

SIMロック解除したスマホはどこの会社とも契約できます。もしA社と契約してサービスが気に入らなかった場合、B社にMNPする場合でも、このスマホをそのまま使い続けることが出来るのです。

 

私は同時に複数の携帯電話会社のSIMカードを契約しているので、このSIMロック解除したiPhoneは非常に重宝しています。

出かける場所によってはauの電波が強かったり、docomoの電波が強かったりすることがあるので、その日の行動に合わせてSIMカードを入れ替えることができるからです。

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