iPhoneには標準でボイスメモというアプリがインストールされています。
これはいわゆるボイスレコーダーと同じで、自分が発した言葉や音楽をそのまま録音したり会議の内容を録音したりすることができます。
録音可能時間はiPhoneのストレージの残りの容量に影響されますが、他に新たな機器を購入する必要もなく、またアプリをインストールすることもなくすぐに使えるのが魅力です。
今回はこのiPhoneの標準アプリであるボイスメモを使って録音したデータを、他の人に送信する方法について説明していきます。
iPhoneのボイスメモを使うのはどんな時?
ボイスメモの音声データを他の人に送信する場面と言うと何を想像されますか?
例えば「会議の様子を録音したデータを使って文字起こしをしてもらいたい場合」、「自分が演奏した音楽や歌を他の人に聞いてもらいたい場合」など、iPhoneの中に録音したデータを他の人に送信したくなることがあるでしょう。
仮にそのデータをiPhoneから取り出して他の人に送信できないとしたら、iPhoneそのものを相手に送って音を聞いてもらうことになります。さすがにこれは現実的ではありません。
メールやSNS、またLINEなどのメッセンジャーを使って音声データを送信できると非常に便利ですね。
らくらく共有機能でiPhoneのボイスメモを送信しよう
結論から書くと、ボイスメモで録音したデータを何らかの方法で送信することは可能です。
iPhone同士であればAirDropを使って送信することが可能なのですが、ここでは送信したい相手がiPhone以外であることも考慮して、Androidスマホでも対応可能な方法を紹介していきます。
ここでは、以下の3つの方法について紹介します。
- メールで送信
- LINEで送信
- SNSで共有
これら3つはいずれも音声データの添付操作が必要になります。
以下に手順を整理して説明します。
- ボイスメモを起動。録音済みのボイスメモ一覧が表示される。
- 送信したいボイスメモデータを見つける。
- ボイスメモデータの左側のボタンをタップする。(点が横に3つ並んだようなボタンです)
- ボタンを押してメニューから共有をタップする。
- タップすると送信方法を選ぶ画面が表示される。
- その画面で送信方法を選ぶ。
画面上にはあなたのiPhoneにインストールされているアプリだけが表示されます。
上記6の状態になったら、メールで送りたい場合はメールアプリのアイコンをタップします。
TwitterやFacebookなどSNSに共有したい場合はそれらのアイコンをタップします。
そしてLINEなどのメッセンジャーでデータを送信したい場合はそれのアイコンをタップします。
アイコンをタップした後はそれぞれのアプリが起動するので、あとはメッセージなどを添えて音声データを送信すると良いでしょう。
要注意!iPhoneのボイスメモ送信時はギガが減る
iPhoneのボイスメモで録音した音声データの送信方法は上に書いた通りですが、送信の際に注意してほしいことがいくつかあるので、ここで紹介しておきます。
・送信するアプリによって添付できるデータの容量が異なる
この解決方法は、音声データを圧縮して送信する、もしくは音声データを分割していくつかのファイルに分けて送信することです。
・データの送信にはギガを消費する
これは送信する側だけでなく、受信する側にも発生することなのでお互いに了解が必要な場合もあります。
・送信相手の機種
相手のスマホ、またはパソコンの種類によっては、受信した音声データが再生できない場合があります。
・音声が劣化する場合がある
送信に使うアプリの機能によってはこのような現象が発生します。
これらを理解してボイスメモの音声データを送信すれば、問題なく利用が可能です。
