知人の家にお邪魔させてもらったときに、テーブルの上に妙なものが置かれていました。

 

それはビニールに包まれたテレビのリモコンでした。

 

そしてよく見ると、そのビニールはサランラップだったのです。

 

なぜテレビのリモコンをサランラップなどで巻いていたのか?

 

自宅には上げてもらいましたが、そこまで懇意にしている相手ではなかったので、その理由を聞くことはできませんでした。

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リモコンにサランラップを巻くのは昭和の黒電話にかけたカバーが元祖

我が家では見かけることのなかった、テレビのリモコンをサランラップで巻くという習慣ですが、それを見てふと思い出したことがありました。

 

まだスマートフォンがなかった昭和の話です。

 

ほとんどの家庭には黒電話と呼ばれる固定電話機が置いてあり、それを家族みんなで共用するのが当たり前でした。

 

実は私が幼い頃には家に電話がなかったので、近くの母の実家に借りに行っていました。

 

そんな時代の話ですが、電話機のそのものが貴重品だったので、家庭によってはカバーをかけて大事に扱っていたのです。

 

サランラップで巻いたテレビのリモコンを見たときに思い出したのは、まさにこの電話機のカバーのことでした。

 

なるほど、モノを大事にしたいという気持ちの現れだったのかも知れないと思い直し、周りの人の意見も調べてみることにしました。

リモコンのカバーは100均に置いてあるシリコンカバーがおすすめ

サランラップで巻くのは貧乏くさいからやらないけど、カバーは着けているという人は結構いるようです。

 

その理由はキレイに使いたいというのが大半ですが、テレビのリモコンを置く場所に起因していることが分かりました。

 

ほとんどの場合、テーブルの上に置いているので、飲食物をこぼして汚してしまうのではないかと心配していたのです。

 

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確かに、リモコンは電気製品なので水濡れは厳禁です。

また、食べ物の汚れはニオイも残りますし、チャンネルボタンの隙間に入り込んでしまうと、取り出すことも難しいのです。

 

ところで、サランラップを使わずにカバーを着けている人というのは、いったいどのようなカバーを着けているのでしょうか?

 

調べてみると、代表的なものに大きく分けて2種類のカバーがあることが分かりました。

 

1つは専用カバーです。

 

テレビのリモコンはどれも似たような形をしていますが、決して同じではありません。

そのため、それぞれ専用のカバーが用意されているメーカーもあるのです。

 

2つ目は汎用サイズのリモコン用のシリコンカバーです。

 

これは100均で売られています。

専用カバーと異なり、特定のリモコンに合わせたサイズ・形状になっておらず、シリコン製のカバーを引っ張ってリモコンに被せる使い方です。

 

専用カバーほどのフィット感はありませんが、シリコン素材は柔らかいのでボタンが押しづらいこともないですし、万が一落とした場合にもクッションの役割をしてくれます。

耐ショック機能が備わっているわけではないのですが、水濡れや多少の衝撃であれば防ぐことができます。

リモコンは水濡れ厳禁カバーを活用して丁寧な生活を心がけよう

専用カバーにしても、シリコンカバーにしても、使っている間に変色したり破けたりします。

 

定期的に交換することを考えると、100均のシリコンカバーを活用したほうがお得に感じます。

 

ただ、故障の原因となる水濡れにもいくつかの段階があり、やはり異物が混ざっている液体で電気製品が濡れるのは特に避けたい状況です。

 

異物といっても毒物などではなく、ここでは真水ではない液体のことを指しています。

 

コーヒーやお茶にしても、粉や砂糖が水に含まれているため、これら細かいモノが電気製品に着くと故障率は一気に上がります。

 

それに比べると、真水に濡れただけのものなら、きちんと乾燥することで復活できることもあります。

 

リスク回避のためにカバー類を活用するのか、水濡れなど起こさないよう行動するのか、いずれの場合も丁寧に生活することに繋がります。

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