読書嫌いの人の中には、読書なんて時間の無駄だという人がいます。

確かに、誰かが楽しいと感じる趣味であったとしても、自分自身が興味のない分野であればそう感じてしまうのも仕方のないことなのかも知れません。

 

しかし、読書好きの人の中にも、この本にかけた時間は無駄だった、もっと他のことに時間を使えばよかったと口にする人だっています。

本来好きなはずの読書に対してそんな気持ちを抱いてしまうなんて、いったいどのような心境なのでしょうか。

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読書にかけた時間が無駄だと感じてしまうのはすべて自分のせい

いかに読書好きの人であっても、読書が時間の無駄といってしまうのは、いくつかの要因があると思われます。

 

・本の内容が面白くなかった

読む本は、ある程度の期待値をもって選びます。

ストーリー展開が想像したほど楽しめず、その期待が裏切られたときに、時間の無駄と感じてしまうのは頷けます。

 

・読みたい箇所は一部だった

分厚い本を購入したものの、読みたい箇所は冒頭の数ページだけで、それ以降のページの内容には興味がもてなかった。

それにも関わらず、購入した以上はもったいないと思い読み続けてしまう。

これも、読書を面白くないと感じる要因です。

 

・ほかにやりたいことが有った

読書は自発的に行うものですが、人は常にそれ以外の誘惑にもさらされています。

今日は読書をやめてほかのことをしてみようと思いはしたものの、何となくタイミングが合わずに結局は読書を続けてしまった。

1日が終わるときにやはり読書をやめて出かければよかった。

そういう不満を抱えてしまうことだってあります。

読書が時間の無駄と感じたら自分の読書方法や生活リズムを見直そう

しかし、これらの不満や期待外れは、自分の意思でいくらでも回避できるものです。

 

本の内容が面白くなければ、その場で読書をやめてしまえばいいのです。

また、読みたい箇所が一部であれば、そこだけ読めばいいのです。

読書は最後まで読むことが目的で行うものではありません。

ほんの一行でも面白いと感じたり感銘を受けたりする箇所をみつけられたら、それだけでその本には価値があるし、読書にかけた時間は無駄ではなかったと言えます。

 

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また、ほかにやりたいことが有ったのであれば、なぜ読書を選んでしまったのか、その理由を考えてみましょう。

なぜ読書をするのでしょうか?

週に5冊読むと決めたから読書をする、仕事でどうしても読まなくてはならない本なのに読書の時間を確保できなかった、理由はさまざまでしょう。

しかし、それは時間の取り扱いが下手なだけで読書に問題があるわけではないのです。

この場合は、読書以外に避ける時間を確保する習慣、仕事のやり方を考えた方が良いです。

読書は目で読むだけでなく耳で聞く時代スマホをつかってながら読書

確かに読書はまとまった時間が必要です。

また、一定の集中力も必要なので、環境に左右される部分もあるでしょう。

 

しかし、読書は本を手にもって文字を目で追うだけではなく、耳で聴くという方法もあります。

 

有名なのはAudibleやオーディオブックというサービスで、市販されている本を、プロのナレーターがすべて読み上げてくれます。

スマホのアプリとして提供されており、Wi-Fiのあるところでデータをダウンロードしておけば、いつでもどこでも聴くことが可能です。

前者はアマゾンが提供するサービスで月額1500円、後者は日本でも老舗のサービスで月額750円です。

特にオーディオブックは定額で数多くの本を聴き放題にできますし、初月無料サービスがあるので、それで体験してみると良いでしょう。

 

このサービスを利用すれば、ウォーキングをしながら本を聴くことができますし、用事のために出かける場合であっても移動中に本を聴くことができるのです。

「読書は時間の無駄だった、そのそも読書の時間が作れない」などという人は、これらのスキマ時間を活用することも検討してみてはいかがでしょうか?

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